注意:JABEE修了認定は、2022年4月に予定している工学部改組改編のため、2019年度入学者(2022年3月卒業者)で終了です
材料工学の基礎並びに応用面で国際的に活躍できる人材育成を目指す。
日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定するコースで、材料工学を総合的に学ぶことができ、修了後には国際的に認められる材料技術者認定コースの修了資格を取得可能。
JABEEが認定したプログラムの修了者は、文部科学大臣の指定を受けて技術士の第一次試験が免除されます。
※技術士とは
技術士制度は、文部科学省が所管する、優れた技術者の育成を図るための国による技術者の資格認定制度です。
技術士は、技術士法に基づいて行われる国家試験(技術士第二次試験)に合格し、登録した人だけに与えられる名称独占の資格です。即ち、技術士は、「科学技術に関する技術的専門知識と高度な応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため高い技術者倫理を備えていること」を国によって認められた技術者であり、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。
(A) 幅広い視野を有し,自然と人類の調和を図ることのできる人間性豊かな人材となるために,学生個人が現代をいかに生きるべきかを主体的に選び取ることのできる人生観,歴史観,世界観などの自らの思想を培い,時代の変化や新しい時代に対応できる共通の基盤と智力を体得させる。
(B) 国際的感覚と視野を身に付け、真の国際人となるような知識とコミュニケーション能力を体得させる。
(C) 健康を自ら管理し、体力を保持・増進できるように身体や運動に関する基礎的な理論と実践方法、ならびにスポーツを通してチームワーク力やリーダシップ力を体得させる。
(D) 経済・技術の発展とエネルギー・資源、あるいは地球環境問題との関係、さらには高度情報化時代を迎えて産業構造の転換等が図られている中で、今後の技術者、研究者として如何なるモラルのもとに、何をなすべきか、どのような役割を果たすべきかが判断できる能力を養う。
(E) 材料工学の技術を中心とした業務に従事することを目的に、数学、自然科学、情報技術および材料工学の基礎知識を修得させる。
(F) 将来、材料工学の分野に従事するために必要な応用技術が理解、吸収、表現できる知識を修得させる。
(G) 材料および材料工学に関する各種理論の理解を深めるために、実験によるその立証の方法とデータを解析、考察して説明する能力を体得させる。さらに実習を通してもの作りに必要なデザイン能力と意志伝達能力を体得させる。
(H) 学部教育の全体を通して探求能力、解析能力、応用開発能力、表現能力等の創造的思考能力をチームで協働することで体得させる。
(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(b) 技術の社会および自然に及ぼす影響・効果に関する理解力や責任など、技術者として社会に対する責任
を自覚する能力 (技術者倫理)
(c) 数学、自然科学、情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
(d)(1)材料の構造・性質に関する基本の理解
(2)材料のプロセスに関する基本の理解
(3)材料の機能および設計・利用に関する基本の理解
(4)実験の計画・実行およびデータ解析の能力
(e) 種々の科学・技術・情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
(f) 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議などのコミュニケーション能力および国際的に通用する
コミュニケーション基礎能力
(g) 変化に対応して自主的、継続的に学習できる能力
(h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
(i) チームで仕事をするための能力